PREP法とは「結論・理由・具体例・結論」の流れで相手に話を伝える方法です。
文章を書く際は、なるべくこのPREP法を意識して書いてみて下さい。
そうすると自然と相手に物事が伝わりやすくなり、分かりやすい文章を執筆することができます。
この記事では少し例を挙げてPREP法について説明していきます。
PREP法とは?
PREP法は
- Point :要点(結論・主張)
- Reason :理由(結論にいたった理由・そう主張する理由)
- Example:具体例(理由に説得力を持たせるための事例・データ・状況)
- Point :要点(結論・主張)
の頭文字を取った言葉です。
まず初めに「結論」を伝え、次に結論にまで至った「理由」を説明します。
そのあと理由に納得してもらうための「証拠」を提示し、そして再び「結論」を伝える、という文章構成です。
PREP法の例
結論
下半期の当社ホームページのアクセス数は、約350万件でした。
上半期と比べると、46%の増加です。
理由
アクセス数が増加した背景には、アクセス解析への注力が挙げられます。
具体例
アクセス解析の外部講師を招き、その定期講習会を1年間受けた社員にアクセス傾向の分析や問題点の発見を一任しました。その結果、アクセスされやすいページのテーマが判明したため、該当するページを強化・増加したのです。
結論
以上のとおりアクセス解析に注力した結果、アクセス数を大幅に増加させられました。
PREP法の例
結論
御社で採用していただいたあかつきには、新規顧客開拓にチャレンジし、貢献していきたいと考えています。
理由
前職でも営業をしていたため、対面での営業が自分の強みだと考えているからです。
具体例
自分の強みは、新規顧客開拓の経験と実績となります。前職では、3年連続で新規顧客開拓数がトップでした。
結論
前職で培った経験や実績を存分に生かし、御社でも新規顧客開拓に貢献していきたいと考えています。
PREP法の例
結論
ご報告です。キャッチコピーのA案とB案ですが、チームで検討した結果「A案を採用する」ことが決まりました。
理由
採用理由は、「共感」に訴求したA案の方が、口コミによる認知度向上が見込めそうなためです。
具体例
たとえば、過去に「こんな状況、あるある!」と共感していただくことで口コミやシェアを誘発し、サービスの認知が広まったD社の事例がございます。D社のキャッチコピーを紹介したとあるユーザーの口コミは、SNSで5万回以上リツイートされました。
結論
したがって、チームではA案を採用すると決定いたしました。